生きがいとやりがいはどこから生まれるか


正負の法則

生活をしていて何か不満がありますか?怒りを覚えることや理不尽に感じたり、生活の中で不便を感じたりすることはありますか?もし、ひとつでもあったらそれはすばらしいことです。
なぜかと言うと、ひとつにはそれを感じれらる感性があるということです。何も感じないのは悟っているのではなく、ただ鈍感だけなのです。

そしてふたつには、ビジネスの世界では生活の中の負を発見して正へと変換するといのがビジネスの種であるからです。生活者の不満や不便や欲求などを解決するのがビジネス。
美味しいものを作るのは、もっと美味しい物を食べたいという欲求を満たし、映画などはもっと楽しみたいという気持ちを満足させています。

介護に関わる仕事などは特にそうでしょう。世の中に大変なことや辛いことが無くなればいいなと思ってがんばっていても、実はそれが無くなってしまったらがんばることが無くなってしまうのです。
実は人間が成長するために負は無くならない仕組になっているのです。だから、負を見つけてただ文句に終えてしまうのは、かなりもったいないということなのです。

ビジネスは負を見つけて正へと変換するものなのだと捉えると、これからのビジネスが変わるのではないでしょうか。

因果の法則

今起きていることにはすべて原因があります。お父さんとお母さんが結婚したという原因によって自分が生まれるという結果がでているのです。そして、またその自分が原因となって何か成し遂げて行くといったようにすべてがつながっていて、意味の無いことは何もありません。

今、自分のしている生活の結果が10年後に答えとして出るということなのです。

あの人はお金持ちなのにケチだ、と人のことを言う人がいますが、ケチだからお金持ちになったのだということをその人は知らないのです。また、ケチと倹約は違います。人の事をケチと言う人は浪費家だったりします。
因果関係は、過去と未来の関係です。過去に否定的な人は未来にも否定的になります。どんな事があろうと過去を明るく捉えるところに明るい未来があるという因果関係を知るべきなのです。

メタボになってしまっている人は、好きな物を好きなだけ食べたという結果です。今、何も問題が無いからと努力や工夫をしなければその結果はおのずと10年後に出るということなのです。世の中は変化するし自分も歳をとるという形で変化があります。
ビジネスは時間の経過なのだと捉えることで、これからのビジネスも変わるのではないでしょうか。

損得の法則

がんばることは損なのでしょうか?仕事をすることは損なことなのだでしょうか?人のために一生懸命するのは損なのでしょうか?社会のために一生懸命に仕事をすることが損だと思い込んでいる人を多く見かけますが、その人こそ損をしているのです。

一日24時間。寝て8時間、生活の時間8時間、そして仕事が8時間。この人生の割り振りの中で、仕事で鍛えよう、もしくは成長する仕事に従事しようとしない人はかなり人生の損をしています。

果たして、仕事以外で自分に力をつける機会がどこにあるでしょうか。ちなみにここでいう仕事には、家事や子育ても含まれます。
時代は変化します。ハプニングに富んでいます。同じ生活は続かず最低でも10年ごとに変化していきます。自分自身もそうでしょう。10代と20代、そして30代と40代といったように、明らかに変化していく。

もしそれを感じない人は、そうとう鈍い人か徳がある人かのどちらかでしょう。楽な仕事を選ぶ人は、成長の機会を逃して損をしていると言えます。
この何が得で何が損かという捉え方を見つめ直すことでビジネスは大きく変わるのです。

自他の法則

人は人のためにすることが自分のためということをこの法則は示しています。
自他というのは「自」が自分で、「他」が相手やできごとを示しています。よくビジネス相談を受けますが、悩みの底に入っている人はみな自分の事しか考えていないのが特徴です。

もうひとつのタイプは、人の事が気になってしょうがない人です。人を変えようと思うのであれば自分が変わることが大切なのに、自分を変えずに人だけ変えようとするのはただのエゴです。

また、ただただ人のためになりたいという人も問題です。人のためになるには力がなければいけません。そのためにはまず力をつけるためのことをしなければいけません。それができないのです。なぜならば、初めから喜んでもらいたいという、結局は自分のためを考えているからなのです。
善の仕事をやっていればいつか報われる、きっと利益が出ると思い込んでいる人を多々見かけます。

よく目的と目標の話になります。人生は目標を持たなければ、とか、あいつは目的なく人生おくってんるだよね、などというようにです。しかし、目的は何を示していて、目標は何を示しているかを明確に言える人はいがいと少ないのです。
例えば、目的が自分のためであれば、目標は相手のため。目標が自分のためであれば目的は相手のため、というのはどうででしょう。

人間はひとりでは生きられません。自分と相手の関係を捉え直してみることでビジネスは変わるのではないでしょうか。

ここに書いた4つの法則は捉え方の基本の法則で、お気付きのようにバランスになっているところが特徴です。ビジネスを変える捉え方はバランス思考であり、偏った捉え方をして決めつけてしまうことは、ビジネスの可能性の芽を摘んでしまいかねないのです。

ここで生きがいとやりがいの話をしましょう。

生きがいとやりがいはバランス関係にあります。やりがいは日々の行いの中にあり、生きがいはもっとスパンの長い計画の中にあります。だから生きがいが目的であり、やりがいが目標と言えるのです。人生の目的と目標である。

人がやりがいを持てないのは、生きがいが持てないからだ。人が生きがいを持てないのは、やりがいを持てないからなのです。かつての経済成長期には何かをやれば結果が出ました。
だから、やりがいの連続に醍醐味があってそれが生きがいとしての結果を生んでいきました。しかし、今の時代はそうではありません。日々の取り組みで結果を出すことが何倍も難しくなってきているのです。

例えば、営業マン研修をすることで売上という結果を出していた時代がありました。今はそういう情報も溢れ効果が望めなくなっています。これだけ研修を受けさせているのになぜやる気が出ないのだ、などと社員のケツをたたいているのが企業の現状ではないでしょうか。
ただ美味しいお肉にするために家畜に飼料をあげてるようにも見えます。

果たして人間はそれでがんばれるのでしょうか?結果はますます本人のやる気に大きく関わる時代になってきています。
すぐ結果を出そうとするノウハウだけでは、もう結果は出ない時代です。だからそこにはやりがいは生まれない。目先のことだけでは通用しないということです。

時代は変化しました。生きがいがなければやりがいを持てない時代に。ミクロとマクロのバランスが大切でバランスの時代に入ったと言えます。
生きがいあるビジネスはどうやったら持てるのでしょう。
それは人生や世の中というものをどう捉えて行くかという、生きる上での大きなくくりを捉えて行くことに尽きます。企業でいえばそんな気の長いことを、ということなのです。
しかし実はそれが近道と考えています。

ビジネスはしっかりとした経営の考えと行動に伴ったアイデアであり、利益構造を創造するものだと考えています。
社会の負を正に、生活の負を正に変換し、社会貢献しながら利益を生み出すビジネスの構築に、ビジネスプロデューサーとして日々精進して行きたいと思います。

HIの確立とは、も合わせてお読みください。

1958年6月2日生
東海大学工学部経営工学科中退
有限会社ヴイ・ダブリュ・ストーク 代表取締役
ビジネスプロデューサー、アートディレクター

■著作物
・HIメソッド
・人格の向上を目指して
・考え方のちょっとしたヒント集
・HI理論 企業ブランディング

■受賞歴
・富嶽ヴィエンナーレ展 入選
・株式会社リクルート 求人採用広告賞 年間最優秀賞、仲畑貴志賞、奨励賞 他多数
・ACC全日本CMフェスティバル 地域奨励賞
・パナソニックキャラクターコンテスト大賞
・第1回MASCコンテスト アニメ原作部門、キャラクター部門 佳作 など

■委員・兼職等
・2003年NEW!!わかふじ国体広報専門委員(1998年〜2003年)
・常葉学園大学造形学部 非常勤講師(1997年〜2004年)
・静岡デザイン専門学校 非常勤講師(1998年〜2002年)
・静岡県立静岡工業高等学校 非常勤講師(2000年)
・静岡県広報物診断アドバイザー(2000年)
・静岡県経営支援アドバイザー(1997年〜)
・静岡市専門家派遣事業派遣アドバイサー(2006年〜)


プライバシーポリシー サイトのご利用について