「全国展開支援事業フードアクションカワネプロジェクト」の
本稼働に向けて、川根商工会さんと打ち合わせ。
鳥獣被害の解決と地域経済の活性化を目指し、
川根ジビエのブランド化に取り組む
プロジェクトが始まります。
事業内容は、
❶モデル地区の設定による「わな猟」捕獲有効性の実証実験。
農作物の被害に悩んではいても、
3割の方が特に何も対策を講じていなかったり、
わなを仕掛けても捕獲ができないなどの
課題を解決するために、モデル地区を設定して
わな猟捕獲の有効な手段を検証します。
❷飲食店・宿泊施設でのジビエ料理の開発・提供。
「川根へ行ったら川根らしいものを食べたい」という
観光客の要望に応え、ジビエ料理を提供し、
新しい川根ブレンドを作っていく取り組みです。
❸地域住民への理解促進とビジョンの共有。
飲食店で提供するには、コンプライアンスの観点から
捕獲方法や衛生管理などを徹底する必要があり、
住民の皆様との情報共有を促進する取り組みです。
この中で弊社は、
❷飲食店などで提供するジビエ料理の開発を支援。
本年度は、川根ジビエブランド戦略を立て、
年々増加する観光客へ有効な記憶化が図れるような
ブランド化に向けた基盤作りを進めていきます。
かつおの水揚げ量が日本一の静岡県焼津市。
そんな漁業や魚製品の製造が盛んな焼津市には、全国屈指の大規模な
水産海洋系高等学校、焼津水産高校があります。
この学校では、社長をはじめ役員、スタッフ、全員が高校生で構成された
『魚国 (うおこく)』という模擬会社を運営しています。
魚国では、実習製品や自社製品などを販売し、「魚の町」焼津の活性化、
地域の方々とのふれあいを目的とした活動を行っています。
今回、焼津水産高校の3年生を対象に、特別授業として
味覚の捉え方について実習と講義をしました。
普段の生活の中では、食事に対してその美味しさや素材、味付け等を
意識することは少ないと思います。
しかし、商品開発を行っていく上では、きちんと素材の味を捉え、
また、味の流行やターゲットが好みそうな味を掴んでいくということが
必要不可欠です。
実習では、アルフォートの美味しさのポイントを実際に味わいながら、
アルフォートに合わせて異なる味設定(ブレンド)をした2種類のハーブ緑茶を
飲み比べ、味の捉え方への意識を高める経験をしてもらいました。
初めての体験に、興味深く味わう生徒たち。
今回の体験や講義が、いずれ彼らの商品開発や仕事に
繋がるよう、これからも応援していきます。
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新たな産業の芽や新サービス創出を目的とし、
個人事業主や起業を目指す方をサポートする施設
ワークピア磐田・はじまりのオフィスにて、
CHALIFEの提案とデモンストレーションを行いました。
“飲み物を料理する!”という新しいお茶のビジネス提案と、
味覚を意識した味わい方、捉え方をお伝えし、
後半では実際に食べ物の味わいを変えることのできる
ハーブ緑茶ブレンドを試していただきました。
食べ物を口に入れてから咀嚼し、飲み込むまでの一連の味わい方を、
楽譜の五線譜のようなフレームで表す、味覚音感という捉え方を
ご紹介。
その後、チョコレートクッキーに対して、その味わいを変化させる
2種類のハーブ緑茶を目の前でブレンドし、試飲していただきました。
初めての内容に、皆さん真剣に聞いてくださいました。
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磐田信用金庫本店で行われた、
いわしんとおとうみセレクション出展説明会にて
セミナーを行いました。
中小企業の多くは、中身である製品づくりに
集中してしまいがちですが、消費者の商品への
タッチポイントを把握し、短期的な戦術と
中期・長期的な戦略を組み合わせて
発信していくことが重要です。
また、時代の流れとともに変化している消費者の
食に対する欲求を踏まえた味覚戦略、
客寄せ商品としてのブランディング戦略など
お話させていただきました。
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浜松商工会議所にて、新入会員の企業を対象に
ブランディング入門セミナーを開催しました。
中小企業の基本戦略、製品と商品の違い、売れる仕組みづくり、
目先の戦術だけにとらわれない先を見据えた戦略などについてお話ししました。
60分という短い間のセミナーでしたが、
「製品と商品の違いが認識できた!」
「自分たちに足りないことがわかりました。」
「ブランディングの重要性を再認識しました。」など熱心に聞いていただきました。
セミナーの後は和やかな雰囲気で交流会が行われました。
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浜松商工会議所の所内職員勉強会にて
「伴走支援のポイントとケーススタディ」
というテーマで「Businessig講座」と
ワークショップを行いました。
前回の企業戦略の基本となる
「経営の5資源」と「経営の5管理」を踏まえ、
今回は事業を育てるために必要な8ステップを説明。
この一連の流れに寄り添い支援することが
伴走型発達支援であり、そこには
プロジェクトを導くプロデューサーの存在が必要、
などという話をさせていただきました。
さらに、企業を支援する際のポイントとして、
❶自分の支援フレームを持つ
❷先方と課題や価値観など情報を共有する
❸先方の問題意識のズレを発見する
❹客寄せ商品の見直しをする
❺客寄せ商品と受け皿商品を設定して
ビジネスモデル仮設を立てる
などをアドバイス。
その後、弊社独自のビジネス分析手法
「ビジネススケルトン5C分析」を使い、
職員の方が実際に担当している支援企業を想定し、
客寄せ商品について
「何を、誰に、誰と戦い、どう売る、誰が」を
分析するワークショップを行いました。
5つの視点から改めて企業を見つめてみると、
ターゲットが明確ではなかったり、
事業ポジションがズレていたりと
さまざまな発見があるものです。
今後の企業支援に
役立てていっていただきたいと思います。
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