BRAND Designing!

フードブランドデザイニング

川根ジビエ試食会イベント

20190120川根ジビエ試食会イベント

2019.1.20
千頭駅前にて、川根ジビエ試食会イベントが行われました。

今回は、
・ジビエ餃子(鹿)
・ジビエカレー3種(鹿・猪)
・ジビエ焼肉(鹿・猪)
・ジビエピザ(鹿・イノシシ)
を試食し、アンケートに回答していただくという内容です。

あいにくの雨で、お客様が来ないのでは…という心配がありましたが、
開始前からお客様が集まり、大盛況でした。

雨で看板やポスターが出せず、PRには不利な状況でしたが、
多くの方々がアンケートにも快く応じてくださり、また、
ジビエ料理もおおむね好評で、予想以上の収穫でした。
足を運んでくださった皆さま、ありがとうございました。

川根をジビエでより盛り上げていけるよう、今回の結果を活かして
活動していきます。

川根ジビエ作業部会第6回

川根ジビエ20190116

川根商工会議所にて川根ジビエプロジェクト作業部会が
開かれました。
今回は、今月下旬に行われる千頭駅前でのジビエ試食会に向けた
メニューの確認を行いました。

本格的なインドカレーが自慢のうえまるcafeさんのカレー3種と、
あけぼのさんのジビエ餃子、それぞれ自信を持って提供できる味に
仕上がっていました。

今回、千頭で行われる試食会は、テストマーケティングとして
お客様にアンケートも配布します。

お客様の声を伺う初めての試食会なので、皆さまやや緊張気味ですが、
”川根ジビエ”を、どうインパクトを出して発信していくのか、
新たなヒントを見つけられる試食会として意気込み十分です。

川根ジビエ作業部会第5回

川根ジビエ作業部会第5回

川根商工会議所にて川根ジビエプロジェクト作業部会が
開かれました。
前回の試作と試食を踏まえ、メンバーの方がまた
新たなメニュー制作に取り組んでくださいました。

今月10日より全国ジビエフェア第2弾も始まり、
川根地域でもジビエを扱う飲食店さんが増え始めています。
しかし、地域ブランドとして育てていく、という思いや、
ジビエに対する意識にはばらつきがあるため、足並みを
揃えていくのにはまだまだ時間が必要です。

来年1月20日には、千頭駅前にてジビエ料理の試食会が
行われる予定です。
その試食会に向け、川根ジビエブランドとして育てていける
メニュー開発を進めていきます。

川根ジビエ作業部会第4回

2018.11.21

川根商工会議所にて、川根ジビエプロジェクト作業部会が開かれました。
第4回目となる今回は、実際に川根ジビエとして提供する料理の試食や、
今月初旬に行われた福岡県八女市と熊本県山都町の視察での感想を踏まえ、
今後、川根ジビエプロジェクトをどのように進めて行くか話し合いました。

全国各地で、鳥獣被害の増加にあたって処理場が増えてはいますが、
実際には販路のないまま建設をしてしまい、うまく回らないケースが
ほとんどのようです。
特に地元の年配の方は、鹿肉や猪肉は「まずい、かたい、臭い」という
イメージを持っていて、販売したり飲食店で提供するという考えには至らず、
なかなか行政と地域の方が連携できたい場合が多いのが現状です。
川根の場合、観光地であるため、地元の人に対してではなく観光客の方を
ターゲットとしてジビエの展開をしていく、というところに可能性があります。

今回は、視察先のジビエ料理と地元のジビエ料理を比較したり、実際に
川根で販売を開始しているジビエ餃子やさつま揚げの試食をしながら、
川根ジビエをどのような工夫をして印象付けるか、打ち出していくかという
具体的な議論が交わされました。

来月には第2回ジビエフェアも開催されるので、そのようなイベントもきっかけに
川根の飲食店さんたちや観光客の方に対して認知度を上げていきます。

川根ジビエ作業部会第3回

2018.10.24川根ジビエ

川根商工会議所にて、川根ジビエプロジェクト作業部会が開かれました。
第3回目となる今回は、夏に開催されたジビエフェアの様子や、
今後の川根ジビエブランドの構築に向け、どのような路線で進めるか
などの話し合いを行いました。
全国各地でも、ジビエに関する地域おこしなども行われていますが、
ブランディングや戦略が足りなかったために、初期段階で盛り上がっても
途中で下火になってしまったケースも少なくありません。

最初の段階では小規模でも、中期、長期的に続けていくことで
「私たちのお店も参加したい!」という飲食店が増え、最終的に
川根に訪れる観光客の方々が増える仕組みを作っていくことが大切です。

川根ジビエの基準、方向性、戦略など、参加者全員で意思統一を図りながら、
お客様の反応をリサーチしてジビエフェアなどで試作を重ねるなどして
今後も進めていきます。

川根ジビエ作業部会

2018.9.6川根ジビエ作業部会

川根商工会議所にて、川根ジビエプロジェクト作業部会が開かれました。
作業部会には、川根で料理店や旅館を営む方が集まりました。
ジビエ料理のブランディングを進めるにあたり、
まずはブランディングの基本、留意点などをお伝えし、
具体的にどのように進めていくかを話し合いました。

現時点で、すでに試作を兼ねつつ、ジビエ餃子やパスタ、
ステーキなどの提供に取り組んでいる方もいらっしゃいます。
特に若い観光客の方に好評だそうで、皆さんのやる気が
より高まっているように感じられました。

現場で実際に動いていると、原価やオペレーションに視野が偏りがちですが、
ブランディングを確立させるためには、持続可能な、短期、中期、長期での
それぞれのビジョンを持って進めていくことが大切です。
まずはやる気のある方々を中心に軸を固め、その流れがいずれ川根全体に
広がっていくように進めていく狙いです。

川根ジビエブランド化に向けての打ち合わせ

NJジビエ.川根ジビエ

「全国展開支援事業フードアクションカワネプロジェクト」の
本稼働に向けて、川根商工会さんと打ち合わせ。

鳥獣被害の解決と地域経済の活性化を目指し、
川根ジビエのブランド化に取り組む
プロジェクトが始まります。

事業内容は、
❶モデル地区の設定による「わな猟」捕獲有効性の実証実験。
農作物の被害に悩んではいても、
3割の方が特に何も対策を講じていなかったり、
わなを仕掛けても捕獲ができないなどの
課題を解決するために、モデル地区を設定して
わな猟捕獲の有効な手段を検証します。

❷飲食店・宿泊施設でのジビエ料理の開発・提供。
「川根へ行ったら川根らしいものを食べたい」という
観光客の要望に応え、ジビエ料理を提供し、
新しい川根ブレンドを作っていく取り組みです。

❸地域住民への理解促進とビジョンの共有。
飲食店で提供するには、コンプライアンスの観点から
捕獲方法や衛生管理などを徹底する必要があり、
住民の皆様との情報共有を促進する取り組みです。

この中で弊社は、
❷飲食店などで提供するジビエ料理の開発を支援。
本年度は、川根ジビエブランド戦略を立て、
年々増加する観光客へ有効な記憶化が図れるような
ブランド化に向けた基盤作りを進めていきます。

川根ジビエセミナー第3回【川根ジビエ戦略講座】

川根本町商工会が主催する
Suprize FOOD食品開発セミナーの3回目。
本日は、具体的に川根ジビエビジネスを
どう展開するかを考える【川根ビジエ戦略講座】です。

ジビエ産業の現状と理想を見ながら、
誰に?何を?誰と戦い?どう売る?誰が?という
弊社独自の戦略手法である5C分析を使い、
ターゲットとなる若者に対して、
どのようにジビエを捉え、
どのように提案していくのか?
川根という観光地としての特性を生かして、
何ができるのかを具体的な例を挙げて提案。

地域ブランドとして確立させるために、
川根の現場で実行しながら、
ネットの世界でも繋げていくことを、
実際に川根ジビエの
ホームページを紹介しながら説明しました。

川根ビジエ戦略講座の後は、作業部会。
地域活性化コンサルティング会社
(株)TAISHIの木村先生と作業部会メンバーによる
美郷町視察の報告と、
鳥獣対策の現状と課題の勉強会(ビデオ視聴)、
川根の現状と実際にできそうな対策の
意見出しを行いました。

印象的だったのが、
狩猟と駆除は別々に考えた方が良いということ。
実際に農家の方が行っている駆除は、
個人個人が行っているため、
知識不足、情報共有不足により、
実際はほとんど効果がないのが現状。

捕獲から販売、提供に至るまでの情報共有や勉強会、
猟友会だけに頼らず、被害に困っている農家の方と
情報共有しながら効果的に取り組んでいく
仕組み作りが必要という結論でした。

その後、作業部会メンバーの営むお店での
情報交換会に参加。
商工会会長にもご同席いただき、和やかに
川根本町の現状や観光地としての
今後の展開などについて、意見を交わし合いました。

来年度からは参加事業者を募り、
具体的にプロジェクトが動き出します。

川根ジビエセミナー第2回【ブランド戦略講座】

川根本町商工会が主催する
Suprise FOOD食品開発セミナーの2回目。
本日は【ブランド戦略講座】です。

ブランドというと大手企業のものと思われがちですが、
中小企業こそ競争優位に立てるブランドが必要で、
小さくても力強いブランドを持つべきです。

そんなブランドの意義や、
ブランディングに取り組む場合は、
既存事業を「伝統のブランド」、
新しい事業を「革新のブランド」と分けて考える。
そうしないと、従来の事業に戻ってしまいがち。

製品と商品は違う。
同じ中味でも、パッケージが変われば
ターゲットが変わり、戦略が変わる。

パッケージ(商品)が新規獲得、
中味(製品)がリピート。

ブランディングとは、
「良い想いをさせたのは私たちです」と
記憶させること。
それが企業の財産になる。

どんなに優れた商品でも、
記憶されなければ差別化、
競争優位は生まれない。
といったお話をさせていただきました。

次回12/21は具体的な
「川根ジビエ戦略」についてお話します。

川根ジビエセミナー第1回【味覚戦略講座】

川根本町商工会が主催する
川根ジビエプロジェクトが始まります。
その前に、
食品関係の事業者さんを対象に全3回の
Suprise FOOD食品開発セミナーを開催。
本日はその1回目。

中小企業が商品開発をする際、
自分たちが作れるものを優先し
消費者の立場に立っていないことが多い。
誰を幸せにしたいかを考えるべき。

川根の経営資源は何か?と、
“モノ”を考えるのではなく、
川根に来る人は何を楽しみに来るのか?を
考えなくてはならない。

他企業と違うこと(差別化)を
行わなくてはならないのに
せっかく新規開発に取り組んでも、
進めるうちに違和感をおぼえ
元に戻ってしまう…の繰り返しになりがち。

既存顧客が対象の従来の事業は
「伝統のブランド」
新規獲得を目指す新しい事業は
「革新のブランド」と
分けて考えるべき。
その方が新しいことに取り組みやすい。

といったお話をさせていただいた上で
【味覚音感講座】を行い、
さまざまな立場や価値観の人がいる中で、
“味覚戦略”という捉え方に則って
事業を進めていく提案をさせていただきました。