川根本町商工会が主催する
川根ジビエプロジェクトが始まります。
本日は、関係者が集まっての作業部会。
さまざまな自治体や支援団体が
プロジェクトを行っていますが、
参加者によって情報量や立場が違うため、
価値観の相違が生じます。
これは一般的な状態で、
参加者の情報量と価値観を
まとめ上げていくことが
まず優先という課題を提示し、
以下の話をさせていただきました。
ジビエは未成熟の産業。
需要と共有のバランスを取るために
どんな仕組みを作るかが
他産業より課題が多い。
新しいことにチャレンジしなければ
企業は生き残れない。
作業部会も、新しいことをしなければ
望む結果にはつながらない。
「おいしい」の感覚は人によって違う。
誰をターゲットにするか?が重要。
モノ溢れの時代だからこそ、
コアなターゲットに対しては
好き嫌いが分かれるもの、
個性の強いもの、を提供しないと
注目してもらえない。
そういう意味で、
好みが分かれるジビエは時代に合っていて、
川根本町の売りにして良いと言える。
今後、プロジェクト参加者を募るための
セミナーを開催する予定です。
FEG藤枝プロジェクトの1年間の成果を
副市長やFEG推進協議会
および関係者へ披露する報告会。
プロデューサーの望月による
支援内容とポイントの説明に続き、
参加事業者による取り組み内容や
今後についてなどのプレゼンテーション。
その後、出席者に試食していただきました。
取り組み内容や今後についてをプレゼンテーション
真味屋さんは、
こしょうのピリ辛鹿ロース煮、
コンソメと鹿肉のバジル風味、
鹿肉と野菜のシチュー仕立て、
きのこと鹿肉のトマトソースの
4種類を披露。
さらに
製茶問屋の松田商店さんが開発してくれた
レモングラスブラックペッパー番茶などの
鹿肉に合うブレンド緑茶4種類も並び、
クオリティーの高い出来栄え。
今回の支援で自分のブランドも整い、
大きな自信に繋がったようです。
4種類のベニソンブレゼと専用の緑茶を披露
鹿肉を何とかしたいというのは
どこの自治体も抱えている課題。
今後も、需要と供給を整えながら
Natural Japan GIBIERプロジェクトを
展開していきます。
FEG藤枝プロジェクトで
市の女性職員や外部関係者など
15~20人に参加してもらい、
内輪での試飲・試食会を開催。
真味屋さんは、鹿肉料理3種を披露。
ただ料理を並べて食べてもらうだけではなく
ブランドロゴマークやパッケージも一緒に展示し、
どんなコンセプトで、どんな人たちを
ターゲットにした商品かを説明し、
理解してもらった上で意見や感想を
述べていただきます。
味の好き嫌いは個人の好みですが、
ビジネスとしてどう感じるかを
聞くのが目的です。
ブランドロゴやパッケージも見てもらい
コンセプトやターゲットを理解してもらった上での試食会
参加者からは、
「あまりジビエをおいしいと思わなかったが、
これはおいしい」
「普段食べているものとは比べ物にならない」
「鹿肉が好きになった」
「商品化が待ち遠しい」などのご意見が。
自分の嗜好の感想が多く、
ビジネスとしての可能性にまで
あまりご意見が及ばなかったのは残念でしたが、
新規獲得につながる手ごたえを感じました。
新しいジビエブランドということでメディアも取材に
本日は、真味屋さんがフレンチレストランのシェフと
開発したという3種のソースのベニソンブレゼ(蒸し煮)を
試食しました。
トマトとバジルソースなど3種類のベニソンブレゼ
鹿肉というだけでもチャレンジなのに
さらに今回はレトルトではなく、
精肉とソースを入れた袋を
レンジでチンするだけで調理できる、
特殊な加圧調理袋を使う点が特長。
なので味だけでなく、食感、肉の厚さ、
火の通り、ソースのとろみ具合など
細部まで吟味。
この結果をフィードバックし、
FEG藤枝プロジェクトで行う2月の試食会と
3月の報告会に向け、さらなる見直し改善に
取り組んでいただきます。
FEG藤枝プロジェクトの集合研修。
各社の事業コンセプトや方向性が決まってきたため
プロデューサーの望月が、
3社の事業ブランドと
商品ブランドのアイデンティティおよび
パッケージを提案させていただきました。
テーブルにズラリと並べて、
ひとつひとつ説明しながら
ブランドの役割、意義を再確認。
真味屋さんの事業ブランド名は
「MOMIJI-BOTAN」。
古くから鹿肉は紅葉、猪肉は牡丹と
呼ばれてきたことに由来し、
半養殖の輸入物ではない
日本の天然のジビエという
意味を込めたネーミングで、
ロゴマークも日本的な情緒が
ありながらモダンなデザイン。
弊社が展開する
「Natural Japan GIBIERプロジェクト」
で生まれたブランド第一号です。
真味屋さんも気に入ってくれたようで、
今後、このネーミングとロゴマークで
新しい上質なジビエブランドを展開していきます。
真味屋さんと今後、
ブランド展開を図るにあたり
どんな商品ラインナップを
揃えるかのジビエ戦略会議。
牛肉をbeef、豚肉をporkと呼ぶように
鹿肉はVenison(ベニソン)と呼びます。
そこでベニソンバーガー、ベニソンブレゼ、
ローストベニソン、スープ、ソーセージなど
作れそうなメニューを考案。
実際に販売するかは後で検討するとして、
まずは理想のブランドと商品を創り、
この中から3種類を3月に開催する報告会で
お披露目することを目指します。
理想の商品開発に取り組みます
FEG藤枝プロジェクトの集合研修。
ジビエを食べなれない人にも
「鹿肉ってけっこういいね」と思ってもらうには、
最上の鹿肉料理が食べられるお店へ提供し、
鹿肉ファン作りにまず取り組むこと。
同時に、このすばらしい鹿肉は
「真味屋の鹿肉」と記憶してもらう
ブランディングを展開する。
売場も、日常品を売るスーパーではなく
ブランド力を高められる売場を設定すること、
などをアドバイス。
戦略会議の後は、持ち寄った試作品を
みんなで試食しました。
真味屋さんは鹿肉のブレゼ(蒸し煮)や
アヒージョ、ソーセージなどを持参。
「どれもおいしいけど全部甘辛系の
似たような味に感じるため、
もっと味の違いを出した方がいい」
など意見を出し合い、次の改善につなげます。
鹿のブレゼや猪のソーセージを試食